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お知らせ

【ブログ】GAP JAPAN 2023に行ってきました!

2023年11月10日に有明セントラルタワーで開催された「GAP JAPAN 2023」に行ってきました。

このイベントは、日本GAP協会が開催する「農業の持続可能性とGAP」をテーマにしたシンポジウムです。

「SDGsの達成に貢献するGAP認証」という、昨年のテーマの具体例となる温室効果ガスの削減とGAPの関係性をはじめ、行政・万博におけるGAPの推進、食品事業者からの支持、都道府県におけるGAPの推進などの話題を通じ、GAPの持つ可能性と推進方向を共有するというテーマのもと、多くの事業者さまの取り組みが紹介されました。

GAPで実践する温室効果ガスの削減

環境の持続可能性を実現するために急速に注目を集めている温室効果ガスの削減、脱炭素とGAPの関係についての認識を深め、GAPの実践が温室効果ガスにつながることの共有を目指す前半の講演では、住友商事㈱顧問、元農林水産審議官である針原 寿郎氏の「世界の脱炭素に関する潮流」の講演で脱炭素社会到来の背景や最近のグローバルな脱炭素関連トピックスの紹介、これからの動きが与える農業界への影響を端的にわかりやすく共有いただき、我々を取り巻く、脱炭素社会の潮流が明らかになりました。

続く、農林水産省大臣官房 みどりの食料システム戦略グループ長久保 牧衣子氏の「温室効果ガス削減に向けた農林水産分野の取り組み」の講演では農林水産省の策定した「みどりの食料システム戦略」についての運用状況や取組状況を共有いただき、環境負荷低減の「見える化」、農林水産分野におけるカーボン・クレジットの推進についての講演を聴き、「食料・農業・農村制作の新たな展開方向」が共有されました。

その後、各事業者様の取り組みの概要として、サンプラザ株式会社様株式会社クボタ様ウォーターセル株式会社様による、取り組みの講演がありました。

各事業者様が農業における脱炭素という課題をもとに、色々な施策を打ち出し、日本の農業界を牽引する取り組みを行っています。

前半最後に日本GAP協会様より、「JGAP2022における温室効果ガス削減等の管理点」という講演の元、JGAPの概要や温室効果ガス削減対策の共有があり、農林水産省より、GAPの普及推進についての講演がありました。

GAPについて

後半では、オンライン海外公演から始まり、中国のGAP認証制度の概要と発展状況を中国農業農村部物品安全センターより、講演いただきました。

その後、特別講演として行われた「農林水産省におけるGAP推進施策と大阪・関西万博の調達コード」では持続可能な大阪・関西万博開催に向けた取り組みの紹介、持続可能性に配慮した調達コードの紹介が行われました。

最後に、GAPの取組事例発表とGAP Japanアワードの表彰式が行われ、プライムデリカ株式会社様三重県農林水産部様コストコホールセールジャパン株式会社様徳島県農林水産部畜産振興課様より、取組事例の発表が行われ、GAPについての理解を深めるとともに、具体的な取組事例の共有が行われました。

GAPに取り組む様々な事業者様の事例や、これからの日本の農業界を取り巻く課題の共有が行われた素晴らしいシンポジウムでした。

JGAP/ASIAGAPの認証農場様と多くのつながりがある、弊社もとても勉強になり、農業界の最先端への理解が深まりました!

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